2015年7月10日金曜日

【子連れでマレーシアの旅】ファミリーで楽しむペナン島 [厳選3箇所]

7月9日〜7月10日

【その1】ペナン島へはやっぱりフェリーに乗りたい!

クアラルンプールから乗った寝台列車がバタワース駅に到着

早朝5時すぎに無事到着したペナン島へのゲートウェイ「バタワース(Butterworth)」駅。
ペナン島には世界遺産のジョージタウンやビーチがあるせいか、地元の人らしき乗客だけでなく観光客もたくさん降りました。

まだ夜が明け切らず薄暗いバタワースの駅。眠い目をこすりながら、我が家3人もみんなが進む方向に流されるように進みます。
数分くらいでしょうか、ちょっと歩いたらペナン島へ渡る船着場に到着しました。
待合室のベンチで朝一番6時の船が出るのを待ちます。早朝にもかかわらず結構な人がいました。
40分ほど待合室で待つと、フェリーへの乗船開始。




夜明け前。
船の上から暗闇にペナン島、ジョージタウンの街灯りが見えます。

待合室にいたたくさんのお客さんを乗せた船がやっと出発。

対岸に見える闇夜に輝くペナン島の街の光を眺めていると、東の空が白々と明るくなり夜が明け始めました。
ピンク色に染まるペナン島の朝焼けの空。
こういう何気ない旅の景色が、記憶の中にいつまでも残っていたりするものです。
しばらく眺めながていると、ジョージタウンのあたりの船着場がどんどん近づいて見えてきました。

フェリーに乗っていたのはたった20分ほどの間でしたが、いよいよ岸が近づいてくると、なんだかワクワクして来て、まだ眠かった頭もシャッキっとしてきました。
乗船した時はまだ真っ暗だった空もペナン島に到着する頃にはすっかり夜が明けていました。


ペナン島に上陸

ペナン島に到着すると、ついつい面倒臭くてタクシーに。
夜行寝台列車での早朝到着は、体を横たえて寝れるとはいえやっぱり疲れます。。。

タクシーに乗ってすぐ今回宿泊予定の宿に到着しましたが、まだ朝の7時前で英語の話せるスタッフがまだ出勤しておらず、チェックインができませんでした。
でも待っている間、宿のスタッフに「朝食をどうぞ!」と親切にシリアルやコーヒーなどを出してもらえました。

朝食を食べ、ネット接続したりしながらしばらく待っていると、8時過ぎにやっと英語を話せるオーナーらしき人が到着。
その後の手続きはとてもスムーズですぐにチェックインさせてもらえたので、部屋に荷物を置きシャワーを浴びると、さっそく街歩きに出発しました。

明日午後早めの時間にはまたバターワース駅に戻り、今度はバンコク行きの寝台列車に乗るので、ペナン島を観光できるのは今日一日と明日の午前中のみ。
あまり色んなところへ訪れることはできません…。

【その2】ペナン島、見所満載のジョージタウン観光へ

とりあえず街に出てみることにしましたが、ペナン島に関してはなんの予備知識もないので、おもむろにガイドブックを広げると、ちょうど11時から見学ツアーが開かれる『ブルーマンション』と呼ばれるお屋敷があるとのことで、行ってみることに。
ちなみに、ジョージタウンは17世紀にイギリスの統治下にあったためコロニアル様式の建物がたくさん残っており、東南アジアながらもヨーロッパの洗練された雰囲気が漂っていました。

そのコロニアル様式の建物の合間には、お寺があったり、モスクがあったり。ところどころにストリートアート、鉄でできたアート作品や壁面に描かれた絵があったりして、街の中には見所がいっぱい。





東南アジア特有の蒸し暑さと、夜行電車の疲れと睡眠不足、おまけに3歳児連れということで、取りあえずは宿のあるジョージタウンの中心部の狭い範囲を散策するのみでしたが、それでも異国情緒たっぷりで十分に楽しめました。

ブルーマンション見学

さて、11時近くになり『ブルーマンション』へ移動。ツアーが始まるのを他のお客さんと一緒に待ちます。
この『ブルーマンション』は、カトリーヌ=ドヌーブが出演した映画『インドシナ』のロケ地でもあり、その名の通り鮮やかなブルーのコロニアル様式の建物です。




英語ガイドのツアーの最中に娘が眠り始めたおかげで、重たい娘を抱っこしながらのツアー隣ましたが、その代わり、ガイドさんの話をゆっくりと聞きくことができました。

建物の細部に施された彫刻の意味や風水を取り入れた建物の構造など、ツアーで訪れるからこその内容で、とてもためになりました。
ここはホテルも併設されており、宿泊もできるのだそうです。次回ペナン島に訪れるときは是非泊まってみたい!

【その3】ペナン島といえば、ジョージタウンでグルメ三昧

地元の食堂

その後、まだ眠り続ける娘をバギーに乗せ、ふらっと適当に地元の人で賑わってるレストラン、Shing Kheang Aunでランチ。
メニューはなく何を頼んだらいいのかわからなかったので、適当に何皿か作ってもらうことにしました。


手早く調理された炒め物数皿とボールに盛られた白米がテーブルに並べられると、さっそく食べ始めます。
お米自体は日本のものが一番おいしいですが、やっぱり「ほっかほかの白米におかず」っていう組み合わせはホットします。


やさしい味のご飯を食べながら、このお店のオーナーらしきおじさんと他のお客さんとの会話に聞き耳を立てていると、どうやらこのおじさんは半分日本人だとのこと。
でも、消え入りそうな声であまり聞かれたくないような感じを受けました。

おじさんの年齢から推定するとですが、恐らく日本占領下時代の日本人との間に生まれたんじゃなかろうか。。。と、考えると、ちょっと複雑で悲しい気持ちになりました。

お店は地元の人で混雑しているだけあって、安いし美味しいしで、よかったです。

その後、さすがに夜行寝台列車プラス早朝に起きたので疲れがピークに。
宿に戻り少々休憩することに。
ネットをしたりしながらのんびり時間を過ごしていたら、ここでやっと娘が目を覚ましたので、また近所にお出かけしに行くことに。


おしゃれカフェ

おしゃれなカフェMews Cafeに入り、娘の遅い昼ごはんにナシゴレンを注文しました。
娘には、ピンクと緑のストロー(?)で編み込まれた南国風のかわいいハイチェアーを用意してくれました。


このカフェはホテルに併設されたカフェなので、静かでとてもリラックスした雰囲気でおすすめです。
欧米人のお客さんも多く、とてもおしゃれな雰囲気でした。


フードコート

その後再び宿に戻りネットなどをした後、今度は夕食を食べにフードコートRed Gardenへ。
ここがとっても面白かった!!
やっぱりアジアンご飯は素晴らしい!
まずは、どんなお店があってどんな食べ物があるのか、フードコート内をぐるりと一周。
食べたいものがあったら、それぞれのお店で注文し自分のテーブル番号を伝える。するとお店の人が注文の品をテーブルまで持ってきてくれるシステム。
麺類、ご飯もの、イタリアンにカレー、デザートやジュースと、なんでもありのこのフードコート。なぜか飲み物だけは、テーブルに注文を取りに来てくれます。
子ども用のハイチェアーはありませんでしたが、臨機応変に対応してくれて、プラスティックの椅子を3段くらいに重ねて高さを調節してくれました。

よりどりみどりのフードコート内は、いろいろ食べてみたいものがたくさんありましたが、残念ながら大人二人と子ども一人では、食べれる量にも限りがあり。。。

厳選に厳選を重ねオーダーしたのはこの4品


アジアならではの活気ある雰囲気に西欧人観光客の姿も多くみかけました。
遅い時間になるにつれて、お客さんがどんどん増え、わが家がご飯を食べ終えて出る頃には、広いフードコート内はいつの間にか満席になっていました。
美味しかったー。しあわせ。

 

***ペナン島の子連れ旅情報***
ペナン島・マレーシア
街の子連れに優しい度 ★★★
街はきれいで比較的治安が良く、人々も穏やか。ジョージタウンには、街の所々にストリートアートがあり街歩きも楽しめます。車通りも少なく静かな路地裏ではバイクに注意。
屈指のリゾート地だけあって、ビーチや山と自然が豊かでなど子連れで十分に楽しめる場所です。マレーシア随一のグルメタウンともよばれるペナン島では、麺類やご飯ものだけでなく洋食も楽しめます。

ペナン島での宿泊先

Guest Inn Muntri

宿の子連れに優しい度 ★★
安いだけに設備もそれなり。シンプルな朝食も付いていて、寝るだけならまぁ十分だと思います。
スタッフは親切でしたが、入口のドアが開けっ放しなので蚊が多かったです。
写真写りがとてもいい宿です。(笑)

--------------------------------------------------------------------------------------
下記リンクから宿泊先を予約すると15ポンド(約2000円)の割引になります!
https://www.booking.com/s/44_6/5f376ac8
---------------------------------------------------------------------------------------

電車料金:ジョージタウン内は無料の観光バスが出ているます。観光名所から他の場所に行くと以外に歩くのでぜひ活用しましょう。
ちなみにバタワース駅からペナン島へのフェリーは、子供は半額。往路(バタワース駅からペナン島)のみ料金がかかります。

子連れアクティビティ充実度:★★★
ビーチや山、バタフライパークやフルーツガーデン、植物園、子連れでいけるところがたくさんあります。何日か滞在するならリゾートホテルに泊まってのんびりするのもよさそう。

子連れ食べ物充実度:★★★
和洋中何でも食べられます。フードコートからコロニアル建築の素敵な建物でのアフタヌーンティまで、お値段はピンキリ。子供用の食事には唐辛子が入っていないか、念のため確かめましょう。

赤ちゃん用品の充実度(手に入れやすさ):★★★
コンビニやスーパー、薬局などで手に入ります。ショッピングモールに行けば間違いなく手に入るでしょう。



0 件のコメント:

コメントを投稿