2013年6月16日日曜日

【旅のスケジュール作りでまず考えたこと】東南アジア周遊2ヶ月間の子連れ海外旅行

夜な夜なリサーチをした結果できた今回の東南アジア周遊子連れ旅行のスケジュール(娘3歳半)。
おそらく、これを最後に子どもが高校を卒業するまでの少なくとも15年くらいは、子連れで1ヶ月以上の長期旅行をすることはもうないだろうなぁ…。
そう考えるとちょっと寂しい…。

さて、今回のこの子連れでの長期旅行を計画する上で考えたのは、

まず東南アジア子連れ旅行の中で

1. どこに行きたいか?
2. 何をしたいか?
3. 旅の予算

この3点。
子連れ海外旅行を成功させる秘訣は、何と言ってもこの最初の「プランニング」が大事(=>子連れ旅に必要なもの)。




まず始めに、訪れたい都市や場所をリストアップ

この訪れたい場所を点と点を結ぶような大まかなルートを検討。
それから東南アジアのゲートインの都市とゲートアウトの都市、飛行機を押さえれば、自ずと周遊期間が決まります。

その周遊期間のなかで、アジア圏でたくさん飛んでいる複数のローコストエアライン(LCC)の飛行ルートをにらみつつ、日にちによって値段が左右する運賃を考慮しながら滞在する都市と期間や日数を決めていきます。

1都市2泊は確保したい子連れ海外旅行

この時、長時間移動の後は1カ所になるべく長めに滞在してゆっくりできるようにしたり、一昼夜を超える大移動になる場合は、移動を2日に分け、途中で1泊するようにしたり。また、一都市1泊だけの移動が連続すると疲労が増すので、連続移動の後は長めに滞在できるように配慮します。
ハードな移動が続く時は、場合によっては行きたい場所を諦める事も考えるべし。
子連れ海外旅行で一番大切なのは、ゆとりを持ったスケジュール。ツアーでもない限り、詰め込み過ぎはよくありません。子どもだけでなく大人の健康管理も大事です。

一都市1泊だけの場合、午前中に大きい荷物を持って子連れで次の都市へ移動後、宿泊先にチェックインした時にはすでに午後になっているはず。その翌朝、チェックアウト時間に合わせて宿を出ると朝もそこそこの時間に起きないといけないので、あまり疲れが取れないまま次の移動となり、どんどん疲労が蓄積していきます。
なので、最低でも1箇所に2泊すれば、1日ゆっくりできる時間が取れるので、格段に違います。

交通手段

もう少し長く滞在して色んなところを見たかったミャンマーですが、今回のわが家の旅の計画では、飛行機料金の関係で3都市で1週間程度になってしまいました。
ミャンマー国内の移動は、飛行機かバス、鉄道と選択肢が3つありましたが、1国に1週間のみの短期滞在だったので、国内の移動は子ども(親)の体力の消耗具合も考え移動時間の少ない飛行機を使うことにしました。

親子乗り鉄のわが家としては、本当はヤンゴン〜バガン or ヤンゴン〜マンダーレ間の寝台列車にも乗ってみたかったのですが、「ものすごい揺れでまともに寝れないらしい」との情報を見て断念しました。

また、ラオス国内は、悪路の続くバスに乗るかそれとも料金の高い飛行機(格安航空はない)で飛ぶか、移動手段の選択肢は2つしかありませんでした。
ラオスの首都ビエンチャンやバッパッカーの聖地(?)バンビエンにも行きたかったのですが、スケジュールやバジェットの都合もあって、思い切ってルアンバパーンにゆったり1カ所滞在のみとすることにしました。
タイかラオスでは娘と象に乗りたいと思っていたこととラオスの物価が安いのと、ちょうど旅も半ばで少しのんびりしたほうがいいだろうと、ルアンバパーンでなるべく多めに時間を取ってゆっくりできるようにしました。

ここまできたら、お次は飛行機や電車、長距離バスの予約、
そして宿の選定と予約です。特にLCCの飛行機は早めに予約した方が値段が安いので早めの行動が○


と言うわけで、出来上がった計画はこんな感じ
東南アジア10カ国周遊の子連れ旅行
2ヶ月と10日間のスケジュール

2013年
6月21日(金)
成田から香港へ北京経由(マイレージ消化)
26日(火)
香港からフィリピンのクラーク(エアーアジア)
そこから空港バスでマニラへ
29日(土)
マニラからインドネシアのバリ(セブパシフィック)
7月5日(金)
バリからシンガポール(エアアジア)
7月7日(日)
シンガポールからマレーシアのクアラルンプール(バス)
7月8日(月)
クアラルンプールからペナン(寝台列車)
7月10日(水)
ペナンからタイのバンコク(寝台列車)
7月12日(金)
バンコクからミャンマーのヤンゴン(エアアジア)
7月15日(月)
ヤンゴンからバガン(エアー)
7月17日
バガンからマンダーレ(エアー)
7月20日
マンダーレからタイのバンコク
7月21日
バンコクからチェンマイ(寝台列車)
7月27日
チェンマイからチェンライ(バス)
7月30日
チェンライからチェンコー(バス)
7月31日
チェンコーからラオスのパクセーへ(船、1泊2日)
8月1日
パクセーからルアンバパーン
8月7日
ルアンバパーンからベトナムのハノイへ(ラオスエアー)
8月12日
ハノイからフエへ(寝台列車)
8月14日
フエからダナンへ(バス)
8月16日
ダナンからホーチミン(寝台列車)
8月21日
ホーチミンからカンボジアのプノンペンへ(バス)
8月22日
プノンペンからシェムリアップ(バス)
8月26日
シェムリアップからバンコク(タクシー)
8月31日
バンコクから成田(タイ航空、マイレージ消化)

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2ヶ月と10日の間の宿は、バリ島で友人が経営する1泊1室250$(友人価格です)のラグジュリーヴィラから、激安1泊10$のゲストハウス、友人宅に家族3人居候と色んなところに泊まりました。

東南アジアの旅で、コストパフォーマンスがいい宿がたくさんあるのは何と言ってもチェンマイ。タイ国内は全体的に宿の質がよく値段も安いといった印象です。

逆に、コストパフォーマンスが最悪なのは、断トツでミャンマーのヤンゴン…。
東南アジア最後の秘境と言われるミャンマーが観光開発されつくされてしまう前に訪れることができたことはとてもよかったのですが、昭和初期の設備にこの値段ってありえない…。
でも、あの素朴さ、豊かな自然、穏やかな人々、、、ミャンマーはまた行ってみたい国の一つです。

次に宿のコストパフォーマンスがよくないのは、シンガポール。
窓なし狭い独房、カビくさい部屋にこの値段…こりゃないよ。と絶句しました。
物価が高いので有名な北欧の宿泊施設でもこんなにしないかも〜。それに部屋はもう少し広いと思うしカビの匂いはしない…。

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