2019年4月13日土曜日

【子連れ旅行】電車の旅が子連れにおすすめな3つの理由

子連れで海外旅行するときの移動手段で一番早く便利なのは飛行機。
でも、空港までの往復の時間や移動の手段などを考えると、場所によっては電車に乗ってもそんなに変わりがないことがあります。



ママは電車に乗ることが好きな、いわゆる「乗り鉄」なので、わが家の旅行では、わざわざ電車に乗るためのルートを探したり、できる限り電車を使って移動できる手段を探してます(笑)
我が家のような乗り鉄だけでなく、乗り物好きな男の子にとって電車の旅は、子どもの知的好奇心を刺激するまたとないチャンス!

そんな中でも、乗り鉄ママが子連れ旅行で「列車の旅」をオススメする理由を3つあげてみます。


電車の旅が子連れにおすすめの理由
その1)

なんといっても、4〜5歳までの子どもは「無料!」ということ。
電車代が無料になる年齢は国によりますが、長距離になればなるほど、子ども料金無料なのは助かります。
5歳以上でも子ども料金は半額なことが多いし、飛行機は2歳を超えると大人料金とほぼ同じ料金がかかってくることを考えると、電車の旅は、時間はかかるけどこれはかなり嬉しい。

電車の旅が子連れにおすすめの理由
その2)

座席にほぼ座りっぱなしの飛行機と違い、窓の外を眺めたりうろうろ列車内を歩き回れて、飛行機に比べると席もゆったりした作り。そしてほとんどの長距離列車には、トイレがあるので安心。
運良くコンパートメント貸し切り状態であれば、少々室内でうるさくしても大丈夫だし、
もしくは、周囲の大人や子どもが遊んでくれたりすることもある。

電車の旅が子連れにおすすめの理由
その3)

電車の旅は飛行機と比べると時間がかかりますが、実は「移動にかかる時間」自体はそんなに変わらないことがあります。
例えば、ロンドン=パリ間のユーロスターなどは町の中心部から中心部まで行けるので、空港へ行く手間やチェックイン2時間前の時間などを考えると、電車で行く場合とそんなに変わらなくなる場合もあります。
大体、飛行機で1時間、電車で5時間くらいの距離だと時間的にはあまり変わらなことも。ロンドンからだと、パリやベルギー、オランダ、ドイツのフランクフルトくらいまでだったら、電車の方が早いか、もしくはそんなに変わりませんでした。
また電車の旅は、飛行機と較べると時差ボケも少ないし、耳痛がないので嬉しいです。
それと、飛行機だと気になる液体や荷物の重量なども電車は気にしなくていい。


【わが家のオススメは、やっぱり寝台列車】
じっとしてられない年齢の子どもが一緒の場合、寝台列車は寝てる間に長距離移動できるのでオススメです。
特に3〜5歳くらいの子どもは、上の段にはしごを使って上り降りして遊んだりできて(必ず親が付き添うこと)、電車内がそのまま遊び場に。

迷わず夫婦で上下段を予約しましょう。就寝時は、落下防止のために子どもは下段に寝かせること。おそらく「上の段に寝る!!」とゴネると思いますが、一旦寝かせて、寝静まったらそっと下段に移動させましょう(笑)。

下記にあるフィンランドの長距離列車は、子供専用車両があって、車内に滑り台や読み聞かせコーナー、子供専用切符がもらえたりと至れり尽くせり。

ベトナムなど電車代が安い国であれば、コンパートメントを一部屋まるごと家族で貸し切り予約してしまうのも手だと思います。
子連れで旅行する場合の国際列車、長距離列車は、事前に切符を購入し席を予約しておくと安心です。

また、列車の時間に選択肢がいくつかある場合は、深夜の乗り換えや発着をできるだけ避け、なるべく子どもの生活時間に乱れが出ないような時間を選ぶほうがベターです。
中には深夜に国境を越える場合もあり、

家族みんなの旅の間の健康維持のために、よく食べよく運動、よく眠る。特に睡眠不足は、体調が悪くなったり怪我をしたりするもと。車内泊の後は、少しのんびりするなど、家族全員に無理のないスケジュールにするのが家族旅行を楽しく過ごすコツです。

【過去の親子で乗り鉄経験から】

飛行機より時間がかかる列車の旅は、他の乗客とお話ししたり、知らない子どもたち同士が一緒に遊んだりできて旅情満点、旅育にも最適。
お互いの共通言語がない場合のコミュニケーションや、知らない人との会話の仕方など、親にとってもチャレンジな状況は、子どもの成長にも少なからず影響を与えるはず。

子どもが起きている間、昼間の乗車時間が長い場合は、やはり事前に子どもが退屈しないようにおもちゃや車内で遊べるようなアクティビティーやゲームなどを仕込んで準備しておかないといけませんが、運が良ければ他の子どもと遊んだり、大人が相手してくれたり。親子ともに思い出に残る楽しい旅となることが多いです。

*シベリア鉄道
==>親子で乗り鉄 子連れでシベリア鉄道
モンゴル〜中国の列車は、ガラガラで空いているにも関わらず他の部屋のベッドを使わせてくれませんでした。これは、車掌さんの器量にもよるのかも…。
ロシア国内の電車は、夏休みで国内を電車で移動する子どもたちが多く乗っていたので、知らない子どもたち同士、電車の中で一緒に遊んでくれました。
大人も長時間の乗車でヒマなので子どもの相手をしてくれる親切な人が多く、親としても大助かり。無愛想ですが、根は優しい人が多いのがロシア人。

マレー鉄道
→乗り鉄親子、今度はペナン島からバンコク行きのマレー鉄道に乗る
バターワース〜バンコク間の寝台列車は、座席の幅がそのままベッドの幅となるゆったりとしたサイズ。下段は、セミダブルベッドくらいの幅があるので子どもと添い寝しても、苦じゃないはず。でも寝台料金が安いので、ここは子ども用に1ベッド予約して、親子とも心置き無くぐっすり寝ましょう。
飛行機代が安い東南アジアにおいて、時間のかかるマレー鉄道の乗客はほぼ外国人旅行客。我が家が乗車した夏の時期は、欧米からの子連れ旅行者が溢れてナーサリー状態。楽しい車内でした。

ベトナム縦断鉄道
料金が安いので、コンパートメントを丸ごと貸し切り予約する人も多いそうです。
確かに、相部屋だと途中駅での乗降者やトイレなどで人の出入りがあるので、眠りを妨げられるかも。
我が家が乗車した時は、3人分のベットしか予約しなかったので、運もあるかもしれませんが、深夜早朝構わず 乗降客が出入りしたり、深夜に電話で話す人がいたりで、ママはよく眠れませんでした。娘はスヤスヤ寝てましたが。。。

フィンランド、サンタクロース・エクスプレス
==>サンタクロースの住む村
わが家が利用した時は、娘がまだ1歳半だったので、2段ベッドのあるコンパートメントに、下段に寝る大人一人が娘に添い寝することで対応しました。
最新列車には、シングルベッドと2段ベッドのコンパートメントしかない車両もあるようです。
古い車両には3ベッドのコンパートメントもあるそうです。コンパートメントには、とても狭いですがシャワーもついていて、まるで動くホテルです。
VRフィンランド鉄道は、子ども用車両が接続されているものがあり、世界一キッズフレンドリーな鉄道会社なんです。
車内には、滑り台や読書コーナーが設けられていたり、家族用のコンパートメンとがあったりと、ファミリー向けのサービスが至れり尽くせり。

子ども用にかわいい切符ももらえるなど、長旅も全然苦になりません。
フィンランドで鉄道に乗る際は、ぜひ子ども用の車両がある電車を予約してみてください。これは子連れにとっては、本当に素晴らしいサービスだと思うので、ぜひぜひ!

*ケルンからワルシャワ

(=> タイミング良いのか悪いのか? 三世代親子乗り鉄 ケルン)

ドイツのケルンからポーランドのワルシャワまでの寝台列車の旅。イギリスのおばあちゃんも一緒に親子3世代で乗車した旅。
おばあちゃんと娘は下段、ママとダディは上段でコンパートメント貸切状態だったので、気兼ねなく寝れましたが、夜はちょっと寒かった。
ゆっくり眠りたい我が家ですが、若者が多い車両に当たってしまい深夜までうるさかったのが残念でした。

*クラクフからブダペスト
=> クラクフからブダペストへ 3世代親子乗り鉄子連れでハンガリーの旅)
ポーランドのクラクフからハンガリーのブダペストまで寝台列車の旅。
同じく、イギリスのおばあちゃんも一緒に親子3世代の旅。コンパートメントは貸切状態、車内は暖房もしっかり入っていて、比較的よく眠れました。
クラクフの駅は新しく綺麗でお店もたくさんあるので、寝台列車に乗る前に買い出しができて便利でした。

【子連れ寝台列車の旅のテクニック】
小さい子どもと狭いベッドをシェアーする場合は、下段のベッドに横になる大人の足で子どもをはさむようにして寝ると、子どものベット落下防止になります。
子どもの頭のあたりにテーブルなどの突起物があるときは、衣類など何か柔らかいものでガードしておきましょう。
ちなみに、子どもとベッドをシェアーすると、大人はほぼ熟睡できません(笑)。
翌日のスケジュールは詰め込みすぎないようにしましょう。
赤ちゃんの場合は、折りたたみ式のトラベルコットがあると、床の上に置いて使えます。

一度経験するとクセになる電車の旅。
子連れで電車の旅、寝台列車にぜひ乗ってみてください。

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