目の前に広がる大草原で日が暮れるまで走り回る子どもたち。
モンゴルの大自然は子どもにやさしい!
ウランバートルを離れれば、信号どころか道路すらも見当たらない一面の草原。
遊牧民のお宅にお邪魔すれば、水洗トイレはもちろん、電気・ガスや水道もない、ようなところなのに、なぜかみな携帯だけは持っています。
子どものうちにぜひ経験させたいモンゴルのこの雄大な風景、特に男の子はこの大自然の中の不便な生活を味わってほしいなぁ。 と思いました。
さて、ウランバートルへ向かうためにロシアのウランウデから乗車した北京行きの電車。
ちょっと見たところ、我が家の乗る車両には、乗客がほとんどおらず、コンパートメントはほとんど空いてました。
我が家のコンパートメントには、ウランバートルに家があるというロシア人のおじさん一人、そしてモスクワ駐在で働いて居るというモンゴル人、30代前半位の英語が話せる男性一人と、わが家二人プラス娘で定員ちょっとオーバー気味。
皆んなでぎゅうぎゅうなのにも関わらず、融通の効かない中国人の車掌は、断固として他のコンパートメントの使用を許してくれず。
ところがどうしたことか。モンゴル人男性だけは、隣のコンパートメントへと移っていきました。袖の下を使ったのでしょうか? 国境あたりで爆量の荷物を電車に運び入れようとする人々のカオスぶりなんかを見てると、あり得なくない話です。
改めて、トイレに向かうため車内を歩いて見たところ、1車両に、大人4人、子ども一人、つまり、わが家三人とロシア人のおじさん、駐在モンゴル人のメンバーだけです。
そして、モンゴル人男性のいる部屋と我が家のいる部屋以外は、全部空いていました。ちなみに、勝手に部屋を移ることがないように、他のコンパートメントには、ご丁寧に鍵までかけてありました。
同じ部屋のロシア人のおじさんは英語がまったく話せず、ベッドに横たわり一人分厚い本を読んで自分の世界にはいっているので、必然的に駐在モンゴル人男性と通路でお話しすることに。
この人には、娘より少し小さな子どもがいるそうで、同じ年代の子どもを持つ親として、自然と会話も弾みます。
明日は、子どもの誕生日なので、それに合わせて帰省するのだ!と教えてくれました。
この日、電車の中では何もする事がないので、通路をウロウロしたりするうちにやがて娘は就寝時間に。その後、皆んな早めにベッドに入りました。本当にすることがないので。
ガタンゴトンという電車の音を聞きながらいつの間にか眠りにつき、気がつくと朝になってました。
ウランバートルには、朝の6時30分に到着。
駅の周りはなんとも殺風景で、野原にぽつんとある駅って感じ。
宿泊先のホステルに迎えを頼んでいましたが、誰もおらず・・・。
待てどくらせど、誰も駆け寄ってこないし、キョロキョロとあたりを見回すも、我が家の名前を書いた紙を持った人はどこにも見当たらない。。。
次々と去っていく、ゲストの名前を書いた紙を掲げた迎えの人は、電車から降りてくる乗客の中から自分の客を見つけて駅を出て行きます。
メールで事前にさんざんやりとりしていただけあって、迎えの人がいないのは何かの間違いだろう。荷物もあるし、自力で宿まで行く前に、念のため連絡をとってみようと思ったら、ちょうど半端ない量の荷物(軽く見積もってダンボール5箱とかあった)を運び屋に運ばせている、駐在モンゴル人男性に遭遇。
理由を話したら、彼の奥さんの携帯からホステルに電話をかけてくれました。
「10分で迎えに行くから!」といわれ、駅で待つこと本当に約10分。
宿のオーナーの息子だという、流暢なアメリカン英語を話すまだ若い男性が、平謝りしながらやって来ました。 手配していた車のタイヤがパンクして来れなかったとのこと。(よくありそうな言い訳で、きっと寝坊しとかだと思うけど。)
ということで、まだピカピカな彼の新車で、わが家が宿泊するホステルへと連れて行ってくれました。
オーナーの息子は、カナダのバンクーバに留学していたということで英語が流暢で、西欧スタイルを理解したかなりやり手のビジネスマンな感じ・・。良くありがちな、観光客からお金をふんだくってやるぞーとか、適当にあしらう感じとか、なんか知らんがギラギラした感じもなく、誠実な対応だったので、迎えにきてなかったことは、どうでも良くなりました。それにしても、モンゴルでは、英語が話せて観光業やってると、かなり儲かるんだなぁ。
ウランバートルの宿は、街中心にあるアパートメントのワンフロアーの「ザヤ・ホステル」というところ。一部屋はオフィスとして使用され、次期オーナーである息子のデスクがありました。宿のオーナーである息子のお母さん、ザヤさんは、もともとは弁護士だったそうで、ちょうど娘と同じ年くらいのお孫さんがいるとのこと。
滞在中は、娘のことをたいそう可愛がってくれました。 また、このホステルで働いているモンゴル人の女の子も、手が空くと娘と一緒に遊んでくれて、ホステルなのでシンプルな部屋でしたが、とてもアットホームな雰囲気でした。っていうか、街中心部にいくつか不動産持ってると、できることがやっぱり違うのねぇ。
わが家は、ウランバートルには次の目的地、北京へ向かうまでの合計5日間の滞在予定で、ザヤさんと息子さんに滞在中の大体の予定と希望を伝えると、モンゴルでの旅行プランの提案やドライバーの手配など、全てやってくれました。
子連れには、至れり尽くせりでとてもありがたい宿でした。
モンゴルの大自然は子どもにやさしい!
ウランバートルを離れれば、信号どころか道路すらも見当たらない一面の草原。
遊牧民のお宅にお邪魔すれば、水洗トイレはもちろん、電気・ガスや水道もない、ようなところなのに、なぜかみな携帯だけは持っています。
子どものうちにぜひ経験させたいモンゴルのこの雄大な風景、特に男の子はこの大自然の中の不便な生活を味わってほしいなぁ。 と思いました。
さて、ウランバートルへ向かうためにロシアのウランウデから乗車した北京行きの電車。
ちょっと見たところ、我が家の乗る車両には、乗客がほとんどおらず、コンパートメントはほとんど空いてました。
我が家のコンパートメントには、ウランバートルに家があるというロシア人のおじさん一人、そしてモスクワ駐在で働いて居るというモンゴル人、30代前半位の英語が話せる男性一人と、わが家二人プラス娘で定員ちょっとオーバー気味。
皆んなでぎゅうぎゅうなのにも関わらず、融通の効かない中国人の車掌は、断固として他のコンパートメントの使用を許してくれず。
ところがどうしたことか。モンゴル人男性だけは、隣のコンパートメントへと移っていきました。袖の下を使ったのでしょうか? 国境あたりで爆量の荷物を電車に運び入れようとする人々のカオスぶりなんかを見てると、あり得なくない話です。
改めて、トイレに向かうため車内を歩いて見たところ、1車両に、大人4人、子ども一人、つまり、わが家三人とロシア人のおじさん、駐在モンゴル人のメンバーだけです。
そして、モンゴル人男性のいる部屋と我が家のいる部屋以外は、全部空いていました。ちなみに、勝手に部屋を移ることがないように、他のコンパートメントには、ご丁寧に鍵までかけてありました。
同じ部屋のロシア人のおじさんは英語がまったく話せず、ベッドに横たわり一人分厚い本を読んで自分の世界にはいっているので、必然的に駐在モンゴル人男性と通路でお話しすることに。
この人には、娘より少し小さな子どもがいるそうで、同じ年代の子どもを持つ親として、自然と会話も弾みます。
明日は、子どもの誕生日なので、それに合わせて帰省するのだ!と教えてくれました。
この日、電車の中では何もする事がないので、通路をウロウロしたりするうちにやがて娘は就寝時間に。その後、皆んな早めにベッドに入りました。本当にすることがないので。
ガタンゴトンという電車の音を聞きながらいつの間にか眠りにつき、気がつくと朝になってました。
ウランバートルには、朝の6時30分に到着。
駅の周りはなんとも殺風景で、野原にぽつんとある駅って感じ。
宿泊先のホステルに迎えを頼んでいましたが、誰もおらず・・・。
待てどくらせど、誰も駆け寄ってこないし、キョロキョロとあたりを見回すも、我が家の名前を書いた紙を持った人はどこにも見当たらない。。。
次々と去っていく、ゲストの名前を書いた紙を掲げた迎えの人は、電車から降りてくる乗客の中から自分の客を見つけて駅を出て行きます。
メールで事前にさんざんやりとりしていただけあって、迎えの人がいないのは何かの間違いだろう。荷物もあるし、自力で宿まで行く前に、念のため連絡をとってみようと思ったら、ちょうど半端ない量の荷物(軽く見積もってダンボール5箱とかあった)を運び屋に運ばせている、駐在モンゴル人男性に遭遇。
理由を話したら、彼の奥さんの携帯からホステルに電話をかけてくれました。
「10分で迎えに行くから!」といわれ、駅で待つこと本当に約10分。
宿のオーナーの息子だという、流暢なアメリカン英語を話すまだ若い男性が、平謝りしながらやって来ました。 手配していた車のタイヤがパンクして来れなかったとのこと。(よくありそうな言い訳で、きっと寝坊しとかだと思うけど。)
ということで、まだピカピカな彼の新車で、わが家が宿泊するホステルへと連れて行ってくれました。
オーナーの息子は、カナダのバンクーバに留学していたということで英語が流暢で、西欧スタイルを理解したかなりやり手のビジネスマンな感じ・・。良くありがちな、観光客からお金をふんだくってやるぞーとか、適当にあしらう感じとか、なんか知らんがギラギラした感じもなく、誠実な対応だったので、迎えにきてなかったことは、どうでも良くなりました。それにしても、モンゴルでは、英語が話せて観光業やってると、かなり儲かるんだなぁ。
ウランバートルの宿は、街中心にあるアパートメントのワンフロアーの「ザヤ・ホステル」というところ。一部屋はオフィスとして使用され、次期オーナーである息子のデスクがありました。宿のオーナーである息子のお母さん、ザヤさんは、もともとは弁護士だったそうで、ちょうど娘と同じ年くらいのお孫さんがいるとのこと。
滞在中は、娘のことをたいそう可愛がってくれました。 また、このホステルで働いているモンゴル人の女の子も、手が空くと娘と一緒に遊んでくれて、ホステルなのでシンプルな部屋でしたが、とてもアットホームな雰囲気でした。っていうか、街中心部にいくつか不動産持ってると、できることがやっぱり違うのねぇ。
わが家は、ウランバートルには次の目的地、北京へ向かうまでの合計5日間の滞在予定で、ザヤさんと息子さんに滞在中の大体の予定と希望を伝えると、モンゴルでの旅行プランの提案やドライバーの手配など、全てやってくれました。
子連れには、至れり尽くせりでとてもありがたい宿でした。